保健指導で質問されたのに引き出しがなくて(前編)

 

最初にお知らせです。

本日、10月28日(月)まで、

メルマガ・ブログ読者アンケートを実施中です。

 

また、アンケートに最後までご回答くださった方には、

日頃のご愛読とアンケートご協力のお礼を込めて、

ささやかなプレゼントをご用意しています。

 

~~~~~~~~~~~

ご愛読&アンケートご協力の感謝のプレゼント

PDF資料:
「データがあるけど、どうしよう?」というときの5つの手順

~~~~~~~~~~~

 

日々の業務の中で、

手元にたくさんデータがあるんだけど・・・

 

「そのままになっててどうしよう」

「どうやってまとめればいいのか」

 

と考えただけで憂うつになってしまう。
( ̄_ ̄;)

 

そんなときにヒントになるように

5つの手順をシンプルにまとめてみました。

 

データをまとめる作業を、

難しく考えすぎないでくださいね。

できる範囲でかまわないんですから!

 

手元にあるそのデータを使って、

あなたの産業看護をもっとやりやすく、

充実させるきっかけをつくりましょう!

 

 

アンケートは、印象に残った記事など、

簡単な感想をおうかがいしています。

 

回答にかかる時間は2分~5分程度です。

Web上で回答して送信していただく形式です。

 

回答を送信後の画面に表示されるURLをクリックして、

プレゼントのPDF資料をお受け取りくださいね!

 

アンケートは終了しました。ご協力ありがとうございました。

さっそくアンケートへ回答をいただいています。

ありがとうございます!

 

実は内心では、

「誰も回答してくれなかったらどうしよう」

って、ビクビクしてたんです(笑)

 

おかげさまで、私の心が折れずに済みました!
(^▽^)

 

ブログ『産業看護お役立ちメモ』へのご感想の声を

一部、ご紹介させていただきますね。

 

__________

健康教育でのコツとか

「あー、そうだよね」、「やっぱ、気持ちは同じだ」

など共感ができてとてもいい。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

__________

役立つテーマが多く、とても勉強になります。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

__________

まとめて読み返したい時にとても便利です。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

__________

1人職場でものすごく悩んでいることも、

違った視点で物事が見られるので、

ものの見方を変えることができる。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

__________

今まで悩んだことや、

今後ぶつかるであろう悩みなどがあるので、

大変参考になります。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 

 

また、印象に残っているテーマ・内容としては、

印象的なストーリーにするポイント

 

聞き上手と傾聴の違いとは

 

保健指導の王道が通用しない相手に斜めからアプローチする

 

などをあげていただきました。

時間を割いてご回答くださったみなさまに、

本当に感謝です!

 

メルマガ・ブログ読者アンケートは、

本日、10月28日(月)までです

 

ぜひ、期間中に回答して、

感謝のプレゼントもお受け取りくださいね。

 

アンケートは終了しました。ご協力ありがとうございました。

 

 

 

 

アンケートでは、

「今後取り上げてほしいテーマ・内容」も

おうかがいしています。

 

そして、とても具体的なリクエストをいただきました。

同じように思っている看護職もいらっしゃるんじゃないかな。

 

ということで、

さっそくそのリクエストにおこたえしたいと思います。

 

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

保健指導をしていて、対象者から、

「他の人はどうやっているのだろう?」と質問されたが、

自分の“引き出し”が少なく、ちょうどいい提案ができなかった。

“引き出し”が少ない場合、

増やすためにどういう工夫ができるでしょうか?

(筆者が一部改変)

__________

 

ということでした。

ああ、そうですよね~。

 

せっかく対象者が自身の健康に関心を持ってくれて、

「どうすればいいのかな、他の人はどうやっているのかな」

と、興味を持ってくれたのだから。

 

保健指導をしている側としては、

がばっと“引き出し”をひいて、

いくつも事例を見せてあげたいという気持ちになりますよね。

 

そして、その事例を見た対象者が、

「おっ、それくらいなら自分もやってみようかな」

って言ってくれたら、大成功ですから(笑)

 

 

ところがあいにく、“引き出し”が少なくて、

うまく答えられないというときもあります。

 

これは経験や知識が少ないという理由だけではないです。

経験を積んでベテランになっても、

「“引き出し”が足りないなぁ」と

思わされることはありますからね。

 

ですから、私はこんなふうにとらえています。

 

~~~~~~~~

“引き出しが足りないこと”そのものが問題というよりは、

そういう場面になったとき、

“うろたえてプロらしくない行動をとってしまうこと”

が問題になっているのではないか。

~~~~~~~~

 

 

例えば・・・

 

・ しどろもどろになりながらごまかす

・ 苦しまぎれにピントのズレた提案をひねり出す

・ 気づかれないように話題をそらす

・ 言葉につまって無言になってしまう

 

みたいな行動のように。

 

こんな対応をしちゃって、

「ああ、またやっちゃった」

と、保健指導の後で情けなくなったり、

「私は引き出しが少なくてダメだな~」

って落ち込んだりしてね。

 

私もこういう展開で落ち込んでしまった、

という時代が長くありました。
( ̄_ ̄;)

 

そして、こういう展開を避けたくて。

 

「相手に質問されたら、期待にそうように、

事例をいくつも見せることができなきゃいけない」

と思うようになり。

 

そのためには、

「経験を積むしかないのかな・・・」

と、なりがちなんですよね。

 

 

確かに、経験は力になってくれると思います。

保健指導でたくさんのケースに対応していくうちに、

事例がたくさん集まりますからね。

 

あるいは、本や他の看護職から情報収集するのもいいですよね。

私がよくやっていたのは、

一般の人向けの健康雑誌からの情報収集です。

特に「きょうの健康」は愛用してました(笑)

 

 

でも、ちょっと待ってください!

 

そうやって情報収集・事例収集にいそしんで、

対象者から質問されて、それにうまく答えられたら。

 

それで万事解決ってことになるんでしょうか?

 

どうでしょうかね?

 

ちょっとうがった表現になりますが、

「質問に、正確に、大量に、情報を提供するだけなら、

AIのほうがよっぽど役に立つ」

というのが今の世の中です。

 

でも、私たちがやっている保健指導は、

情報提供だけじゃないです。

 

せっかく対象者が関心を持って質問してくれたんですもんね。

だからそれを糸口にして、

対象者の生活習慣が改善するように、

ぜひとも“態度の変容・行動の変容”へひっぱっていきたい。

 

そう思いますよね?

それが保健指導の目的だし。
(^_^)

 

 

私たち看護職が保健指導をやるからには、

やっぱり情報提供だけで終わらずに、

その先に引っ張っていきたいな~って。

 

だから私は、

質問されたことにピンポイントで答えられる

“引き出し”をもっていなかったとしても、

別のアプローチでその先へ引っ張っていければ、

それでもいいのかな。

・・・と思っています。

 

 

対象者が「他の人はどうしているんだろう?」と、

質問してくれたことはすごいチャンスですよね。

 

このチャンスを逃すのはもったいないです(笑)

 

真正面から質問に答えられなくても、

別の方向から対象者の動機づけを強化するアプローチについて。

 

そのためのやりようがあると思っています。

じゃあ、どうするのか?

ってことになりますが。

 

今日はだいぶ長くなってしまったので、

続きは次週にお話したいと思います。

来週をお楽しみに!
(^▽^)/

 

 

 

 

メルマガ・ブログ読者アンケートは、

本日、10月28日(月)までです。

ぜひ、期間中に回答して、

感謝のプレゼントもお受け取りください!

 

アンケートは終了しました。ご協力ありがとうございました。

 

 

 

 

 

ピュア産業看護事務所がお届けする

無料メールセミナーが新しくなりました。

ご登録していただいた日から9日間にわたって、

毎日お手元にメールでお届けします。

無料&いつでも登録解除できますので、

お気軽にこちらからどうぞ!
↓ ↓ ↓

 

 

記事の更新をSNSでお知らせしています。