<自分らしい保健指導>通信講座の受講生さんから、
よく、このようなお悩みをおうかがいします。
自分の保健指導は質問攻めになっている気がする。
たとえば、生活習慣を聞き取ったり、
仕事内容や作業の様子を確認したり、
趣味や嗜好、健康観や人生観など、
突っ込んだことも聞いたりしているうちに、
「なんか質問攻めになっているな~」
と感じてしまうのだとか。
でも、その背景には、
いろいろ話をうかがって、
対象者さんへの理解を深めたい、とか。
対象者さんのことをよく知って、
個別性に合わせた提案をしたい、とか。
そういう思いがあるんですよね。
決して興味本位で質問してるわけじゃないんです。
とはいえ、一つ一つを確認するような質問ばかりが続くと、
対象者さんが不安や不快を感じるのも事実です。
根掘り葉掘り調べられているような気がするから。
そして、だんだん対象者さんの顔色が曇り、
口調が弱くなり、反応が鈍くなって・・・
私たち看護職は察することになります。
はっ!!
ヤバイ、質問攻めになっちゃった!
Σ( ̄□ ̄lll)
私はこういうご相談をうかがうと、
いつも微笑ましくなります。
だって、まじめさや真剣さや使命感の強さが、
裏目に出て残念な展開になってるだけですもん。
私が見ていて、
そんな残念な展開になってしまう人には、
共通のクセがあるように感じています。
そのクセとは、
↓ ↓ ↓
『相手の話を受け取ったサイン』を見せていない
どういうことかわかりますか?
もちろん、質問して答えてもらって、
その話をしっかり受け取っています。
テキトーに聞き流しているわけではないです。
だけど、受け取ったサインを、
相手に伝わるような言葉や態度で
表現していないんですよね。
たとえば、質問攻めの印象を与えやすいのは、
こんなパターンでしょうか。
質問をして、相手が答えてくれた。
↓
次の質問をして、また相手が答える。
↓
さらに質問をして、また答えてもらう。
このパターンは、残念ながら、
『相手の話を受け取ったサイン』を見せていません。
では、『相手の話を受け取ったサイン』を見せると、
どうなるでしょうか?
質問をして、相手が答えてくれた。
↓
「そうですか。〇〇なんですね」
と相手の話を受け取ったサインを見せる。
↓
次の質問をして、また相手が答える。
↓
「なるほど~、そういうことだったんですか~」
と相手の話を受け取ったサインを見せる。
↓
さらに質問して、また答えてもらう。
↓
「うんうん、ホントにそうですね」
と相手の話を受け取ったサインを見せる。
文面だけではうまく伝わらないかもしれませんが。
同じように質問を繰り返していても、
印象が違いませんか?
ご相談くださった受講生さんには、
「こんなクセがあるね~」
という気づきを得てもらってから、
『相手の話を受け取ったサイン』の見せ方を
3つほどお伝えしました。
さっそくそれを使って自己ワークを修正したら、
質問攻めにならない保健指導になって、
ご自身の満足度も高まったようでしたよ。
(^▽^)
<自分らしい保健指導>通信講座では、
このように、保健指導をジャマしているクセを見つけ、
それを修正する方法を盛り込みながら、
満足度が高まる保健指導をつくっていきます。
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