“うがい・手洗い” あなどれませんよ!

新型コロナウィルス感染症が、

日々、拡大していくなかで、

予防対策としていろいろなことがいわれています。

 

その中にはデマも混じっているので、

必要な情報を集めて、冷静に取捨選択する、

情報リテラシーが重要になっていますよね。

 

正直なところ、

私はあまり情報リテラシーが高くないので。
( ̄。 ̄;)

 

感染予防対策といっても地味に、

“うがい・手洗い” をやっているくらいですが。

 

実は私、この “うがい・手洗い” のすごさを

実感した体験があるんです。

 

 

 

 

それは17年前の冬、

甥(妹のこども)が生まれたときのことです。

 

出産後、妹にとって実家であるわが家に、

妹と甥が里帰りで滞在することになりました。

 

うちの両親にとっては初孫で、

私にとっても初めての甥っ子なので、

とにかくかわいくてしょうがなかったです。
(^▽^)

 

当時、私は会社勤めをしていましたが、

仕事から帰ると真っ先に甥っ子の顔を見にいくのが

日課になっていました。

 

ところが甥っ子の部屋に入る前に、

必ず妹のチェックが入ったんです。

 

「うがい、手洗いは? ちゃんとやってきてよ!」

と。

 

もちろん私だけではなく、

家族全員がチェックされていたので。

 

その冬、わが家では、外から帰ってきたら

「“うがい・手洗い”  やった?」

と声を掛け合うようになっていました。

 

毎日それをくりかえしているうちに、

帰宅後の “うがい・手洗い” が

家族全員の習慣になったんですね。

 

1か月ほどして妹と甥は自宅に戻りましたが、

その後もわが家の “うがい・手洗い” 習慣は続きました。

 

そして気がつけば、その冬は、

家族の誰も風邪をひかなかったんです!

 

恥ずかしながら、私はこのとき初めて、

“うがい・手洗い” ってあなどれないんだな~

と実感したのでした。

 

 

ところが実は、この体験には、

残念な後日談もくっついてまして・・・

 

わが家の “うがい・手洗い” 習慣は、

春の訪れとともに、いつしか自然消滅してしまいました。

 

そして次の冬がきても、

復活しなかったんですよね。
( ̄∇ ̄;)

 

そしたら、その冬には、

4人家族のうち2人が風邪をひきました。

 

しかも、そのうちの1人は、

ひと冬の間に2回も風邪をひいてしまいました。

 

こうして私は2年連続で、

“うがい・手洗い” ってあなどれないんだな~

と思い知らされることになったのでした。

 

 

 

 

私たち看護職は従業員さんなど一般の方から、

「予防のためにどうしたらいいの?」

と聞かれることが多いですよね。

 

例えばまずは、

「“うがい・手洗い” をきっちりやってください」

と答えたりします。

 

するとたいてい、こんな反応が返ってきませんか。

えっ、それだけ? 他には?
もっとよく効きそうなことないの?

確かに。

 

こんな誰でも知っている

あたり前のことしか言えないんじゃ、

専門職として恥ずかしいんじゃないか。

 

とも思えてしまいます。

 

なので、私たちのほうも、

もっと画期的な予防法が出てないかとか、

もっとインパクトの強いトピックスはないかって、

探しまくることになったりして・・・

 

でも、どんなに探したところで、

絶対的な魔法の方法なんてありませんし。

 

それでもせっかく集めた情報だから、とか。

少しでも自分の専門性をみせたい、とか。

 

そんな思いにとらわれてつい、

あれもこれもと情報を盛り込み過ぎてしまい、

対象者さんが覚えられなかった。

 

という失敗も、私はよくしでかしました。
( ̄_ ̄;)

 

結局のところ、一つでも二つでもいいから、

行動してもらうのが大事なのにね。

 

 

私たち看護職の腕の見せどころは、

 

========

あまりにもあたり前でつまらないと思われがちな

“うがい・手洗い” を、どれだけ真剣に、切実に、

相手に受け入れてもらって、実践してもらうか。

========

 

そこにあると思いませんか?

 

私自身は本気で、 “うがい・手洗い”  を

地道に続けていただくのが一番だと思っています。

 

私にとって、甥が生まれたときの体験を境にして、

「風邪予防には “うがい・手洗い”」

が単なるスローガンではなくなったからです。

 

それに、“うがい・手洗い” なら、

一番覚えやすいし、費用もかからないし、

確実な予防法ですもんね~。

 

私がホントに実感したことなので、

説得するときの力の入り方が違うみたいです。
(^_^;)

 

あるいは、エビデンスとして、

“うがい・手洗い” の効果を示すデータを

見てもらうのもいいでしょうね。

より専門職っぽくなりますよね(笑)

 

それから、“うがい・手洗い” をせざるを得ないように、

環境づくりをするのもいいと思います。

 

 

新型コロナウィルスの感染予防でも、

“うがい・手洗い” の重要性がいわれていますよね。

私はきかれたらこう言っています。

“うがい・手洗い” あなどれませんよ!

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