日々の業務のなかで、
保健指導でも、健康教育でも、
メンタルヘルスの面談でも、
職場巡視でも、衛生委員会での発表でも、
やってみた → うまくいかなかった
(>_<。)
そういうことってありますよね。
そんなとき、うまくいかなかった理由や、
失敗ポイントを探して、反省すると思います。
自分で振り返って探したり、
他のスタッフから指摘されたり、
対象者から態度やアンケートで突きつけられたり。
やりっぱなしではいけないし、
振り返りは必要だとわかっています。
でも、うまくいかなかった自覚があるときに、
こういう反省をやればやるほど落ち込んでしまう。
というのが正直なところかな、と(笑)
「自分のイケてないところ」ばかりを
直視させられるのは切ないですよね。
しかも、その痛みに耐えて、
失敗したポイントを改善したとしても、
また新たな失敗ポイントが発生するのも、
よくあることで・・・
うまくいかない
↓
失敗ポイントを探して反省する
↓
ダメージを受けるが立て直す
↓
失敗ポイントの改善を図る
↓
新たな失敗ポイント発生
↓
反省する&さらなるダメージ
一人でこれを繰り返していると、
いつの間にか自己効力感が著しく低下してしまいます。
( ̄_ ̄)
そんなときは、ちょっと発想を変えてみませんか?
実は、成功するには成功イメージが必要です。
なぜなら、人はイメージできなければ行動できないので。
たとえば、「キャベツの千切り」を初めてつくるとします。
「キャベツの千切り」という言葉を知っていても、
それがどんなシロモノかわからなければ、
つくりようがありませんよね。
とまどいながら、苦労しながら、それでもなんとか、
「キャベツの千切りと思しきモノ」をつくったとして、
それでいいのかどうかもわかりません。
でも、もし、
「キャベツの千切り」の見本を見ることができたら、
どうでしょうか。
「キャベツの千切り」のつくり方マニュアルや、
つくり方動画を見れたとしたらどうでしょうかね。
完璧な「キャベツの千切り」じゃなかったとしても、
“それらしいモノ”はなんとかつくれますよね(笑)
成功するには成功イメージが必要の意味とは、
私はこういうことなんじゃないかと思っています。
そこでおすすめしたいのがこれです。
↓ ↓ ↓
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
『バラ色の展開』でイメトレをする
________________
どういうことかというと、たとえば、
・この説明の仕方で聴衆が理解してくれた
・こんな工夫をしたら対象者が喜んでくれた
・否定的な態度の対象者にこう伝えたら雰囲気がよくなった
「そしたらこんなにうまくいった!!」
\(^▽^)/
そういう『バラ色の展開』をつくって、
事前にイメージトレーニングしておくんです。
手前味噌だろうが、都合よすぎだろうが、
気にしなくても大丈夫!
とにかく、成功するには成功イメージが必要だから。
そのために『バラ色の展開』でイメトレするんだから。
本番で、臨機応変・変幻自在に、
対応できてあたり前だと思ってませんか?
それって、本当はとても高度な技じゃないでしょうか。
自慢じゃないですが、私はいつまでたってもヘタクソです。
σ( ̄。 ̄;)
だから、あらかじめ、
健康教育や保健指導の『バラ色の展開』の台本をつくり、
対象者の反応を推測しながら何度も読み返します。
すると「こりゃ失敗しそうだ」という部分を
自分でも見つけることができるんですね。
話の進め方に無理があるな~。
結論がちょっと強引だ。
言葉づかいが不自然だよな。
説明がごちゃごちゃでわからない!
おもしろくない・退屈だ~。
こんなふうに。
ε=(^。^;A
対象者を前にしているときは、
気づいてもどう対応すればいいかとっさに思いつかなくて、
うろたえてしまうようなことでも、
台本づくりのときは落ち着いて熟考できるし、
何度でもやり直しながら修正できるので、
どんどん『バラ色の展開』に近づけられますよ(笑)
こうやって『バラ色の展開』でイメトレすると・・・
自己効力感があがります。
緊張はなくならないけど、勇気が出ます。
そして、自分の気持ちにも余裕が生まれます。
その結果、うまくいく可能性が高まります。
ホントですよ、ぜひお試しくださいませ。
(^_^)
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