1月もあっという間に今日を含めて残り3日。
ピュア産業看護事務所の新春プレゼントは
今月末で公開を終了します。
まだ見てませんか? お早めにどうぞ!
新春プレゼントの公開は終了しました。
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私たち産業看護職の存在感の示し方ってけっこう難しいです。
たとえば「対象者の健康保持増進・疾病予防」をおこなう、
という役割をしっかり果たすために。
健診で有所見者になった方をせっせと呼んで、
受診勧奨したり、生活習慣改善をうながして。
自分なりにがんばっているのに。
いつの間にか対象者さんたちから、
「健康管理部門とは関わらないほうがいい」
とささやかれるようになってしまった、とか。
あるいは。
産業看護職は「対象者の健康保持増進・疾病予防」をする存在だ、
という認識すらしてもらえず。
「突然の体調不良やけがの手当てのためにそこにいる人」
たとえるなら消火器と同じで「いざというときそこにある安心」
くらいにしか思われてなくて。
「普段はヒマでしょ。事務仕事やってください」って、
専門外の仕事のほうを期待されている、とか。
残念ですよね・・・
ちなみに、私はどちらの残念も経験したことあります。
┐( ̄ヘ ̄)┌
そんなとき、どうやって産業看護職の存在感を示そうか、
私なりに考えてやってみたことがあります。
『広く、浅く、ゆる~く対象者に手を伸ばす』
具体的に何をしたかというと、
「健康管理室だより」を毎月発行しました。
内容はたとえば、こんな感じ。
- 季節の健康話題(花粉症、熱中症、インフルエンザなど)
- 心身の健康で世間的に話題になっていること
- 健診項目の解説、受診の呼びかけ
- がん検診、歯科検診、予防接種の情報提供、受診の呼びかけ
- 生活習慣見直しのすすめ、栄養・休養・運動の工夫の紹介
- 事業場の健診やストレスチェックの結果集計の紹介
中身はかなりざっくりと、
イラストや図を中心にして文章は少なめに。
掲示板に貼っておいたら、
「ちょっと足を止める時間で読み切れる」
というボリュームを目安にしました。
そしてそこにもう一工夫。
健康管理室からのメッセージも必ず入れたんですね。
だって単なる情報提供だけじゃつまらないですもん(笑)
できるだけ、
「私はみなさんの健康づくりを支援しています」
ということが伝わるように意識しました。
<例1> 健康診断結果の集計を載せたら、
「昨年より改善してましたよ。よかったですね~」
<例2> 心身の健康問題を取り上げたときは、
「〇〇が気になってたら、健康管理室でご相談いただけます」
<例3> 他にも、
「健康管理室で〇〇をやってます。ご利用くださいね!]
「来月は健康診断を実施します。ご協力よろしくお願いします」
などなど。
ほんのちょっとしたことなんですけど、
毎月定期的にやり続けたら空気が変わりました。
掲示板の前で足を止めて読んでいる人を
ちょくちょく見かけるようになり。
衛生委員会に出て行ったら、
「健康管理室だよりに書いてあったよね」
「今月号は面白かったよ」
なんて声をかけられるようになり。
「がん検診を受けたいですけど、どうすればいいですか?」
と健康管理室に訪ねてくる人が出てきたり。
自ら医療にアクセスするほど切羽詰まってない人には、
「健康保持増進・疾病予防」ってピンとこないですし、
それを声高にいって近寄ってくる人は、
宗教の勧誘と同じくらいめんどくさい存在なんですよね(笑)
だから一つくらい、こちらも肩の力を抜いて、
『広く、浅く、ゆる~く、対象者に手を伸ばす』
という手段も持ってるといいですよ。
自分自身もラクになりますし、ね。
(^_^)b
健康管理室だよりなんてつくったことないし。
どういうものをつくればいいかわからないよ。
イラスト入れるにはどうやればいいんだろう?
最初に手を出すためのやり方とか、
そういうの教えてほしいのにな~。
そんなあなたにぴったりなワークショップを開催します。
まず講師から説明をきいて、
その場で質問したり、アドバイスをうけながら、
実際に「健康管理室だより」をつくっていくワークショップです。
やっぱり自分でやってみるのが一番ですから!
ワークショップのご案内ページを、
2021年2月5日に公開いたします。
あとすこしお待ちくださいね~
(^▽^)/
それまで、こちらもあります(笑)
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