先週の土曜日は、某中小企業へ出向いて、
集団健康教育をやってきました。
講話のテーマは、
『タバコと健康の話 ~あなたと家族と仲間のために~』
つまりは禁煙教育です。
実は十数年前に、初めて集団に対して禁煙教育をやったとき。
喫煙者は「こっちの勝手だ、ほっといてくれ」という態度。
非喫煙者は「私は吸わないから関係ないわ」という態度。
結局、喫煙者も非喫煙者も話をきいてくれなかった、
という“針のムシロ”を経験したことがあります。
今思えば、
「タバコの害をてんこ盛りにしただけ」の内容だったので、
そっぽを向かれてもやむを得なかったとわかりますが。
ただ、それ以来、
禁煙教育は軽くトラウマになってて(笑)
毎回、禁煙をテーマにした講話をつくるときは、
悪戦苦闘してしまいます。
今回おうかがいした会社は、
なんと社内の喫煙率が70%とのこと。
(゜ロ゜)
もし喫煙者の反感を買ってしまったら、
1時間の講話時間をとても持ちこたえられません。
かと言って、喫煙者に迎合するような内容にもできないし。
「あ~でもない、こ~でもない」ってうなりながら、
苦労して内容を組み立てましたよ。
今日は、その中の一部をちょっと再現してみました。
最初に、会社が禁煙教育を行う理由を説明しました。
それから、
今日の話は、喫煙者を追いつめるためのものではないです。
喫煙者も、非喫煙者も、一緒に、
タバコの害がない職場環境づくりを考える機会にしたい、
と思って準備してきました。
そう伝えました。
その後簡単に、喫煙によってがんのリスクが高まること、
COPDにも注意してほしいことを説明して。
それからこの話、
ーーーーーーーーー
「がんのあるある」ってホント?
ーーーーーーーーー
について、こんなふうにお話しました。
(5分44秒)
喫煙者も、非喫煙者も、みなさん、
「へ~」とか、「ほ~」とか、言いながら、
わりと熱心にきいてくださってましたよ。
私も「あ~よかった。今回はうまくいってるな~」って、
うれしくなって、調子に乗って、油断しちゃいましたね。
予定の終了時間を5分以上もオーバーしてしまい。
はぁ、痛恨の極み・・・
( ̄_ ̄;)
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