以前、保健指導講座の受講生さんから、
こんな質問をいただいたことがありました。
保健指導していて、
「無関⼼期」か「維持期」か、
わからない対象者さんがいて、
とりあえず無関⼼期と判断して、
保健指導をしましたが、
対象者さんの反応が鈍くて・・・
こんな感じでよいのか、
もしくはもっと何かできたのか。
モヤモヤしています。
さらに追加情報をきいてみると、
保健指導に否定的な態度の対象者で。
特定保健指導で毎年同じような話を聞いているし、
本⼈なりに⾷事や運動について取り組んでいる。
でも健診結果は、むしろ悪化している状態。
保健師が「今後取り組みたいことは︖」と聞いても、
「特にない」と⾔われてしまうのだそうです。
正直、やりにくいタイプの⽅ですよね。
私も似たようなケースに何度も遭遇して、
うまくいったり失敗したりしてます。
(^_^;)
あなたはいかがですか?
こんな感じの「なんとなくうまくいかなかった保健指導」
のエピソードはありますか?
ちなみに、当時の私はこの質問に、
こんなニュアンスでお答えしていました。
変化のステージモデルを活⽤して、
理にかなったアセスメントと
アプローチをされていますよね。
それでも「もやもやしてしまう」のであれば、
もしかしたら、
ステージの判断があってなかったのかもしれません。
あるいは、
「対象者さんがよい保健⾏動をとってほしい」
「対象者さんの検査データを改善させたい」
というこちらの強い熱意が空回りしていたのかも。
そんなときは、期待のハードルを
ちょっと下げてみるのも一つの方法だと思います。
たとえば、無関心期の人なら、
「相⼿の拒否的なガード(⼼の壁)を下げられたらOK」とか。
維持期で行動を継続している人なら、
「現在の⾏動では望む結果が得られていないと納得してもらう」とか。
こちらの熱意をぐっと秘めつつ、
対象者への期待をあえて抑えてみてはいかがでしょうか。
「これでは検査データが改善しない」と、
やきもきしてしまいますか?
ですよね(笑)
でも、対象者さんは否定的な態度ながら、
保健指導には来てくださってますし。
自分なりの努力が報われてないことで、
どんな気持ちになっているのかわかりませんし。
そのあたりを、掘り下げてみたら
突破口がみえるかもしれないなと、
個人的には感じました。
これでもまだ、
期待のハードルが高いかもしれないです。
時間も、手間も、愛情も、
覚悟も、我慢も、必要になるから (笑)
ただ、私はこのように切り替えてから、
モヤモヤが減り、とても楽になりました。
(^_^)
もし、あなたも、
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