あなたはこう思ったことありませんか?
「保健指導なんて、素人でもできるんじゃないか?」って。
最近は健康情報がテレビでも本でもネットでも、
その気になればいくらでも手に入りますし。
著名な先生たちがイラストやCGを駆使した動画などを使って、
最新の健康情報をわかりやすく解説してくれたりしますから。
一般の方でも医学・健康情報に詳しい方が増えました。
振り返ってみれば、
短い時間の中でざっくり説明した内容は、
誰でも知っているようなことばかりだし。
運動をしようとか、栄養に気をつけてとか、
あたり前すぎることしか話してないし。
なんとなく相手の話を聞いてるだけのような気がしてきて。
それに、保健指導には、
採血みたいに“素人には絶対できない技術”がないですよね。
だから、素人が見よう見まねでやっても
それらしくできてしまうこともあるのかなと。
私たちは専門職として、
勉強して、工夫して、保健指導しています。
それなのに・・・
医学知識を丁寧にわかりやすく説明しても、
対象者さんから「それ知ってます」と言われ。
いろいろ配慮しながら生活習慣改善策を提案しても、
あーでもないこーでもないと難癖をつけられ。
3か月後にフォローのメールを出したら、
「やってません。体重減ってません」と返事がくる。
(>_<。)
そんなことが重なっているうちに、ついには、
「私の保健指導には専門性なんて何もない」
と、ヘコむことになったりして・・・
これ、かつての私のことです。
ベテランと呼ばれるほど経験を積んだのに、
迷ってもがいてましたね。
「保健指導なんて、素人でもできるんじゃないか?」
あなたはどう思います?
そんなわけないですよね!
(^_^)
繰り返しになりますが、保健指導には、
採血みたいに“素人には絶対できない技術”がありません。
それで「保健指導なんて、素人でもできるんじゃないか?」
と誤解されやすいんだと思います。
でも、素人には見えないかもしれないけど、
ちゃんと看護技術を使ってるんですよね。
それはたとえば、
単なる聞き上手とは違う傾聴とか。
事情聴取のように生活習慣を聞きとるのではなく、
教育的な立ち位置で対象者の気づきをうながす質問とか。
行動変容理論を活用したアプローチとか。
多角的な視点からのアセスメントとか。
自分なりでいいので、それを見つけて、
「私の保健指導には専門性がある。素人とはここが違う」って。
それが納得できれば、きっと、
保健指導に自信がもてて楽しくなりますよ。
(^▽^)
もし、納得できてないままだとこの先ずっと、
自分の保健指導に迷いがついて回ることになるかも。
こちらの講座がお手伝いします。
↓ ↓ ↓
保健指導講座の修了生Mさんのコメントをご紹介しますね。
私、病院で働いているので、看護師さん達と⽐べてしまうことがあり、⾃分のやっていることは⼀般⼈でもできるのでは…と思う時期もあったので。
保健指導にも根拠があり、理論があり、同じようなケースには同じような結果を出すことができる、という専⾨性を持つことができる、ということが知れたのは、これからも保健指導に携わる保健師でありたいと思う私の転機になりました。