マスクマナーに抱いた違和感

しばらく前の話ですが。

某ワイドショーで「マスクマナー」を取り上げていました。

たとえば、

ビジネスシーンでは柄マスクは避けたほうがいいとか。

個性的なマスクをしているのはこだわりを持っている人なので、

一言触れてあげるといいとか。

そんな内容でしたね。

私の感想は正直、「何それ?」って。

マナーというか、いちゃもんつけてるみたいで、

違和感がてんこ盛りでした(笑)

せめて合理的な理由でもあれば、

納得しようもあるのですが・・・

ちなみに、コメンテーターも、

「めんどくさい」とか「行き過ぎ」とか、

言ってましたし。

ネットでも批判コメントがずいぶんあがったらしいです。

そういえば、他にも意味不明なマナーの話が

物議をかもしていましたっけ。

葬式には黒マスクをしたほうがいいとか、

喪服に黒タイツはNG(肌が透ける黒ストッキングにするべき)とか。

これらのマナーを説いているマナー講師さんたちは、

たくさんの人に知ってもらって、

マナーが定着すれば心地よく過ごせると、

本気で思ってますよね。

ただ、世間の感覚とちょっとズレてるのが、

残念なんですけど。

一つの価値観にどっぷり浸かっていると、

ズレてることに自分で気づくのは、

なかなか難しいのかもしれません。

 

 

 

 

でも、ふと・・・

この残念さは、私にもあるんじゃないか?

と思ったんですよね。

たとえば、保健指導や健康教育のとき、

あたり前のように生活習慣改善を勧めています。

でも、対象者さんはもしかしたら、

日常生活にそこまでとやかく言われたくない。

運動しなくたって、
誰に迷惑かけてるわけじゃないだろう。

ただでさえ仕事で我慢してることが多いのに、
これ以上の押しつけは勘弁してくれ。

と受け止めているかもしれないです。

たまに、あからさまに、

そう言い返してくる方もいますから。

声に出さなくてもそう思っている方もいるだろうな。

だとしたら、保健指導や健康教育で、

私があたり前と思って話していることも、

対象者さんに対して、

「マスクマナー」や「喪服に黒タイツはNGマナー」と

同じレベルの違和感を押しつけているのかも。

せめて、合理的な理由を説明して、
対象者さんに納得してもらってから、
生活習慣改善をお勧めしないといけないな。

と、反省したのでした。
(^_^;)

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