初回の保健指導は対⾯(オンライン面談も含む)で実施して、
後⽇、継続支援をメールで行うことがありますよね。
その後、受診したかどうかを確認したりとか、
⽣活習慣改善の取り組み状況をうかがうとか。
すんなりと相⼿から返信が戻ってくれば、
こちらの気持ちも穏やかに、
サクサクと業務が進みます(笑)
ところがメールを出してから、
3⽇経っても、
1週間経っても、
10⽇経っても・・・
うんともすんともいってこない⼈もいます。
そういうのってちょっと⼼が折れますよね。
そういうときあなたはどうしてますか︖
再度、返信を依頼するメールを書いて出しますか︖
次は逃げられないように、電話にしますか︖
それとも、もう少しだけじっと待ち続けますか︖
⼀度、対⾯で保健指導したことがある対象者だと、
相⼿の表情・態度・思考傾向などを知ってるだけに、
「忙しくてメール⾒てないのかな︖」
「まだ受診してないから返事しにくいのかも︖」
「私が何か失礼なこと書いたのかしら︖」
「たいした⽤件じゃないって無視されてる︖」
などなど、モヤモヤしてしまって、
身動き取れなくなったりしませんか。
( ̄▽ ̄︔)
でも、そんなふうに悩んでいても、
結局は気持ちを奮い⽴たせて、
催促メールを出すことになるわけですから。
悶々と悩んでいる時間と気持ちの負担が
もったいないですよね。
そこで例えば、
『メールの返信がこないときのマイルール』
をつくってみてはいかがでしょう。
『メールの返信がこないときのマイルール』(今田の場合)
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1.返事を待つ期限を決める
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メールを送付する時点で、
「返信を待つのは1週間」
など、期限を決める。
そして期限までに返信がこなかったら、
迷わず催促メールを出す。
期限もなくずるずる⻑引かせると、
「今さら催促メールを出して意味があるのか︖」
と別の悩みが増えていくだけなので(笑)
________________
2.催促アプローチの回数を決める
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催促アプローチを何回かけるか、
あらかじめ決めておく。
回数(何回まで)を決めるか、
期間(〇か⽉後まで)を決めるか。
それとも、返事がくるまでしつこく続けるか。
⽤件の重要度によって回数を決めておいて、
あとは淡々とそれを実⾏していくのみ。
催促アプローチの実施状況が
一目でわかるようにしておけば、
たとえ返信をもらえなくても、
「ここまでよくがんばった」と、
⾃分をなぐさめる材料にもなります(笑)
____________
3.催促を前面に出さない
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催促メールを書くときに、
「お返事ください」を前面に出し過ぎると、
「あなたの⾏動を管理(監視)してます」
というニュアンスが漂いやすいです。
そのニュアンスを隠して⽂章を書くのも難しいです。
だから、「とにかく返信メールをください!」
と言いたい気持ちをぐっと抑えて、
「あなたのことを気にかけてます」
「困っているならお⼿伝いしたいです」
「私にできることはありますか︖」
こんなスタンスで催促メールを書きます。
そして、最後はこれ。
「お返事をいただけたらうれしいです。
お待ちしております」
“返信が欲しい”というアピールも
忘れずに入れておきます(笑)
継続支援のメールを出して、
「その後、受診したかどうかお知らせください」
「生活習慣を改善の取り組み状況を教えてください」
っていうのは、こちらの勝手な都合です。
対象者さんにしてみれば、
返信を出しても何のメリットもありません。
しかも業務上の命令ではないので、
わざわざ返信する動機が見つからないです。
だから、こちらは返信がこないことも想定の上で、
モヤモヤ気分に振り回されないように、
私たち看護職の役割を遂行できるように。
『メールの返信がこないときのマイルール』
を用意しておくと気持ちが楽ですよ。
ε=(^。^;A
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