前回の『産業看護お役立ちメモ』では、
<自分らしい保健指導>通信講座の受講生や
無料お試し相談に参加された方からいただく、
保健指導に関するお悩みの中で、
一番よくきくこれ
↓ ↓ ↓
を取り上げました。
ほとんどの産業看護職が程度の差こそあれ、
悩み、試行錯誤し続けているんじゃないでしょうか。
よろしければ前回の記事もご覧くださいね。
そして今日のテーマもご相談の場で、
同じくよくきく保健指導のお悩みです。
↓ ↓ ↓
『拒否的な態度の人の保健指導で踏み込めない』
保健指導にはいろんなパターンがありますが。
よくあるのは、健診結果をもとに、
こちらで決めた基準で抽出した人を呼び出して
実施するパターンですよね。
すると、対象者さんにしてみれば、
自分の意思に関係なく呼び出されて、
仕事が忙しい中、保健指導にやってくるわけで。
中にはあきらかに迷惑そうな態度の方が
いらっしゃったりします。
部屋へ入ってくるなり、
「時間かかりますか? すぐ戻りたいんだけど」
とか。
「仕事忙しいんだよね。どうしてもやらないとだめなの?」
とか。
ストレートに先制攻撃してくる方もいますし(笑)
言葉にしなくても、
腕を組んで、足を組んで、ふんぞり返ってるとか、
せわしなく何度も腕時計を見るとか、
ずっと貧乏ゆすりしているとか。
わかりやすく態度で圧迫してくる方もいますし(笑)
で、こういう拒否的な態度の対象者さんが来ると、
なぜか看護職のほうが気後れしてしまって。
忙しいのに来てくださっているので、
なるべく早く終わらせて迷惑が少ないように、
とすごく気を使ってしまいます。
とおっしゃる看護職は少なくないです。
かくいう私も、
愛想がなくムスッとした表情の対象者さんには、
どうしても逃げ腰になってしまいますね。
(^_^;)
正直なところ看護職にとっても、
拒否的な態度の対象者とは話も弾まないし、
気もそぞろになって居心地の悪い時間です。
できるだけ早めに切り上げて終わらせなければと思うと、
遠慮して、行動変容を促すところまで踏み込めなくて、
いつも中途半端な保健指導になってしまいますし。
ああ、ホントに切ないですね。
こういう拒否的なタイプの人の保健指導を、
うまくやるにはどうしたらいいんでしょう?
あなたはどんな工夫、対策をしてますか?
もしかしてこんな気持ちがありませんか?
保健指導に呼びだして申し訳ない、
相手はきっと迷惑に思っている。
もしそうだとしたら、私はまずは、
それを変えてみるのがいいと思っています。
そのうえで、
これもけっこう役に立ちますよ。
それは、”成功イメージを持つこと”
「こうすれば成功する」というイメージを持っていると、
つい焦ったり、遠慮してしまうことがなくなって、
気持ちの負担が全然違いますよ~。
とりあえず、
拒否的な態度の人の保健指導で、
毎回、同じように遠慮して、
同じように中途半端になってしまい、
また行動変容まで踏み込めなかった!
(>_<。)
という”失敗イメージ”が積み重なっている。
そんな状態から脱出して・・・
拒否的な態度の人の保健指導でも、
行動変容まで踏み込んだアプローチができて、
対象者が機嫌よく帰ってくれる!
(^▽^)
という”成功イメージ”を持っている。
そんな自分に変身してみましょう。
これ、ホントにおすすめですよ。
(^▽^)/
当事務所が開催している
<自分らしい保健指導>通信講座は、
4月から第4期が始まります。
プログラムの中には、苦手なタイプの対象者の保健指導でも、
うまくいく”成功イメージ”をつくるワークもありますよ。
受講生募集のご案内は3月末の予定です。
もうしばらくお待ちくださいませ。
こちらでもよくあるご相談内容を取り上げてます。
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