先日、産業衛生学雑誌(第61巻4号)が届きました。
その編集後記を読んでいて、
「うん、うん。本当にそう!」
と深くうなづいてしまった部分があったので、
ちょっとご紹介したいと思います。
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インターネットの普及に伴い、
ネット上では根拠のない健康情報や
誤った健康情報が氾濫しています。
(中略)
今どきの母親は、
保健師による育児相談や保健指導よりも、
ネットを通じて知り合ったママ友の助言や経験談を信用し、
専門家の意見や情報提供に関心を示さなくなってきています。
また、
最新の健康サポートアプリを駆使している従業員にとっては、
直接対面する健康相談や保健指導を
面倒と感じている場合があります。
=====
ああ、ホントにそうなんです~。
って、思わず同意したくなっちゃったでしょ?
(笑)
私も、労働者との保健指導の場で、
「やっぱり、サプリを飲んだほうがいいですか?」
と聞かれて、
いや、そのサプリがいいかどうかわからないし・・・
( ̄□ ̄lll)
って、とまどってしまったり。
「それ、この前テレビで言ってたのと同じだね」
と言われて、
私より、テレビのほうが信用されているのか~
( ̄_ ̄;)
って、がっかりさせられたり。
こんなとき、以前の私は、
「対象者よりも知識が少ないからダメなんだ」
と焦って、不安になっていましたね。
今でこそ、
やれやれ、困ったもんだよ。
┐( ̄ヘ ̄)┌
と、わりと冷静にいられるようになりましたが。
今どきの労働者さんたちは、
簡単に健康情報を手に入れられます。
そこで情報量の過多を競っても仕方ないですよね。
だとしたら、別の部分で、
私たち看護職が保健指導をする意義を見せたいです。
それは、例えば、
______
目の前の対象者にとって、
“必要で的確な情報”を提供すること
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
そしてそれをもとに、
______
対象者が態度を変容し、行動を変容して、
QOLが向上した生活を送れるように支援すること
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
なのかなと、私は思っています。
私たちは3~4年間、そのための知識と技術を、
学んできたわけですから。
それを十分使いこなしているのか?
そんな視点から、自分の保健指導を
振り返ってみるのもいいんじゃないかなって。
そして、私は、そういうとき、
『無意識にやっていることを意識化すること』
が効果的だと思っています。
無意識にやっていることは、
意識してやろうとしたときにはできないからです。
ですが、
無意識にやっていることを意識するようにすれば、
それだけで「できること」が増えるんですよね。
もし保健指導に行きづまっていたら、
『無意識にやっていることを意識化すること』
をやってみてはいかがでしょう。
・・・と言われても、
自分で意識できてないから無意識なわけで。
「それにどうやって気づけっていうんだ!」
って話ですよね?
( ̄▽ ̄;)
そんなときは、“鏡”があるといいですよ。
“鏡”とは「自分以外の何か」ならなんでもいいと思います。
人でも、本でも、テレビでも・・・
テレビでドラマを見ていて、
「ハッ」と気づかされることってありますもんね。
そして、そういう“鏡”の一つとして使っていただけたらと、
ピュア産業看護事務所では、
<自分らしい保健指導>通信講座に連動して
無料お試し相談をご提供しています。
前回のお試し相談を利用された方々からは、
このような感想のコメントをいただいています。
↓ ↓ ↓
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「緊張しやすいタイプですが楽しく話ができました」
「保健指導のやり方や方針を言葉で話したのは初めてだった。
周りの看護職には言いにくかったので、整理できてよかった」
「悩みながら保健指導をおこなっていました。
学ぶところがなくてどうすればいいかと思っていた。
お話して、教えていただけて良かったです」
「保健指導について、
悩んでいるのが自分だけじゃないことに安心しました」
「自分の取り組みを聞きだしてもらって、
認めてもらえてうれしかったです」
「やはり最初は〇〇なのですね。
私だけなのかと思い、安心いたしました」
「参考になることばかりで、
とても心がかるくなりました!」
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もし、これをご覧になっているあなたも、
保健指導の不安や焦りやお困りごとがあって、
「私にも“鏡”があればいいのにな~」
と思っておられるなら。
来週、無料お試し相談のご案内を公開しますので、
楽しみにお待ちくださいね!
(^▽^)/
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