通勤ウォーキングと健康信念モデル

 

 

節分が過ぎ、立春が過ぎても、まだまだ寒い日が続きますね。

今年の春は、いつやってくるのでしょうか・・・

 

当事務所では、少々早めですが今年度の事業が一段落したので、

今年度の振り返りや来年度の事業の計画・準備にとりかかっています。

 

今年度の振り返りをしていると、

なんとも自分が頼りなく情けなく感じてしまい、

たびたび思考が停止してしまいますが。

 

一方で、

新春プレゼントの動画について感想を寄せていただいたり、

以前にセミナーに参加してくださった方から健康教育実施の報告をいただいたりして、

励まされ、勇気づけられています。

 

ありがとうございます(^_^)

 

 

唐突ですが・・・

 

今日は、私が実践している保健行動の一つである「通勤ウォーキング」を題材にして、

健康信念モデルに当てはめて振り返ってみたいと思います。

 

ちなみに、健康信念モデルは簡単に言うと、

 

「健康に関する『脅威』を感じて、

それを回避するための行動を起こすとき、

その行動に伴う『有益性』と『障害』を天秤にかけて、

『有益性』が勝てば保健行動に移る」

 

というものです。

図で表してみると(↓)こんな感じです。

 

私たちは、対象者が保健行動に移れるように、

『脅威』を正しく認識できるよう情報提供したり、

行動の『有益性』を増やし、

『障害』を減らすような働きかけをおこなっていきます。

 

 

 

私はフリーで仕事をするようになってから

通勤ウォーキングを始めました。

 

通勤でも仕事の中でも、

体を動かす機会がかなり減ってしまったことに、

ある日突然、気づいたからです。

 

普段仕事をしている事務所は、

駐車場で車を降りてから事務所の玄関まで「徒歩40歩」なんですよ!

事務所の中も狭いですから、

一日中事務所で作業をしているとほとんど歩いていません。

 

ちなみに自宅では玄関の目の前に駐車しているので、

10歩くらいしか歩かないです (^_^;)

 

ということで、通勤で歩いていた距離が、

今までと比べて極端に減ってしまっていました。

 

元々、体を動かすのは好きじゃなくて運動不足が定着している私ですが、

それでも通勤ですらこんなに歩かなくなってしまったら

「さすがにマズいだろう」

と、『脅威』を感じたんです。

 

そこから通勤ウォーキングを始めました。

 

今まで保健指導で、

「運動する時間がない」と言っている対象者さんに、

「会社の駐車場から職場まで遠回りしたらどうですか?」とか、

「昼休みに会社の周りを気分転換もかねてウォーキングしてみたらどうですか?」とかって、

提案してきました。

 

なので、私も「それくらいならできるかな~」と思ったからです。

 

朝、事務所の前の駐車場に車を停めてから、

15~20分くらい、近所を一回りしてきます。

 

定番のコースのほかに、

時間がないとき用に10分くらいの短縮コースもありますし、

時々はポストに手紙を投函したりコンビニで買い物したりするために

少し遠回りするコースもあります。

 

これはなかなかいいアイディアでした (^_^)

 

 

通勤ウォーキングを始めて、例えば、

 

最初の3か月は体重が減りました。

(その後は減った状態で横ばいが続いていたんですが、

年末から上昇傾向が出始めており・・・

これは別の方法で何とかしないといけません)

 

それから、

ウォーキングしながら季節や自然を感じられる貴重な機会になっています。

(自然を感じることはいい気分転換になりますよね。

道路脇につくしが顔を出しているのを見つけたときは、

すごくうれしくて思わず写メを撮ってしまいました(笑)

コース途中にあるマンションの生垣はつつじの木で、

花が咲き始めるとすごくきれいなんです。

こっちは人目が気になって写メを撮れなかったんですが・・・)

 

こんなふうに通勤ウォーキングに伴う『有益性』をおおいに感じていたので、

たいして負担にならずに続けていたんですよね~。

 

ところが・・・

真夏が近づいてきて一つの『障害』が発生しました。

真夏の時期は朝といえど8時を過ぎると太陽の日差しが厳しすぎて、

ウォーキングする気持ちがなえてしまうんです。

 

しかも朝から汗だくになってしまったら

そのまま仕事をするのもいい気持ちではありません。

「う~ん、これはどうしたもんかな」と。

 

そこで対策を検討した結果、

ウォーキングのタイミングを変えることにしました。

通勤は行きと帰りの2回チャンスがありますもんね。

 

夏は仕事が終わって事務所を出てから、

車に乗る前、帰宅する前のタイミングで通勤ウォーキングをしました。

夕方になれば少し涼しくなって、歩きやすくなるので、

通勤ウォーキングを続けることができました。

 

 

やっと保健行動に踏み出しても、

それが継続するかどうかはまた別の問題で。

 

途中で発生した『障害』に、

保健行動の継続が邪魔される可能性は珍しくありません。

そこで保健行動が中断してしまうこともあるでしょうし、

その都度、工夫して『障害』を取り除くようにすれば

保健行動が継続されるでしょうし。

 

真夏は暑くてウォーキングできないという『障害』に対して、

その当時の私は、こんなふうに感じていました。

 

「通勤ウォーキングは楽しい時間なのに、

真夏は暑いからといってやめてしまうのはもったいない」と。

 

ウォーキングをやめたら運動不足になるから続けなきゃだめだ、

という気持ちよりも、

やめたらもったいないという気持ちの方が強かったんですよね。

 

『障害』を取り除いてまで保健行動を継続しよう

という気持ちになるためには、

やはり保健行動に伴う『有益性』を認識していることが必要なんだなぁと、

改めて気づかされました。

 

 

ちなみに今の季節は、朝はまだ寒いですよね。

温暖な気候の静岡県ですが、それでも朝は寒くて心が折れます!

 

ということで、

今は可能な限り、日中の暖かい時間帯にウォーキングするように変えています。

日中にできないときは、仕方ないので朝歩いていますが、

「おぉ寒い~。今日はまあ、やめとくか」

とサボってしまう日が年明け以降、続出しています (^_^;)

 

そこで、

通勤ウォーキングに伴う『有益性』を改めて振り返ってみよう!

「体重減量」と「季節を感じて気分転換」の他にもあるはずだ!

がっつり『有益性』を感じればウォーキングしたくなるんじゃないの!

と思ったわけです。

 

私にとっての通勤ウォーキングの『有益性』を拾い出してみたところ、

 

その①:体重減量

 

その②:季節を感じて気分転換

 

その③:歩きながら頭の中の整理ができる。

朝のウォーキングしながら、その日の仕事の段取りを決めたりします。

そうすればウォーキングが終わったらすぐに手際よく仕事に移れるんですよね。

仕事終わりに夕方ウォーキングしているときは、

今日の仕事のやり残しや明日の予定を考えたりします。

時には、ウォーキングしながら考えようと思って、

いったん保留にしておく案件もあります。

そういうと聞こえはいいけど、実際は考えたくない案件なので

先延ばしにしているだけかもしれませんが。

そうやって本当は考えなきゃいけないことがあったのに、

結局何も考えずにひたすら歩いてしまったっていうのも

けっこうありますからね~ (^_^;)

 

その④:自己肯定感を取り戻せる、ような気がします。

例えば、誰かの成功体験を目や耳にすると、

「とてもかなわない」というあきらめと情けなさの心境に

なってしまうことがけっこうあります。

そんな感情に支配されていても、

ウォーキングをしてくると不思議と気持ちが切り替わるんですよね。

「まあ、いっか」って。

私は自分にできることをやっているんだから、

それでいいじゃないのっていうふうに。

 

 

こうやって、保健行動の『有益性』を

一つ一つピックアップして言語化してみたら、

客観的に

「ああそうだよな、通勤ウォーキングっていいよね」

って思いましたね~(笑)

 

暑かったり寒かったりしてサボりたくなるけど、

でもやっぱり続けていこう

という動機づけになりましたよ!

 

 

今日は、私の通勤ウォーキングを題材に、

健康信念モデルを使って振り返ってみました。

 

記事を書いていて、

今年もそろそろ、つくしが顔を出す季節が近づいてきたな、

と気づきました。

いつ見つけられるかな~と楽しみになりました!