先週は日本産業衛生学会に行ってきました。
最新の知見とか、産業保健のトピックスとか、
興味深い話がたくさん聞けて面白かったです。
でも、次から次へと情報をインプットするばかりで、
正直、頭の中がぎゅうぎゅう詰めで、
入りきらずにあふれている状態です。
自分のものとして使えるようにするには、
まずは頭の中を整理することから始めないと・・・
(^▽^;)
さて、学会の期間中に、
たくさんのパワーポイントのスライドを見てきました。
つくる人の個性が出ていて、これもまた面白かったです。
あなたも健康教育や衛生委員会での報告資料などで、
パワーポイントのスライドをつくる機会があると思います。
パワーポイントでスライドをつくるときに、
どんなことに気をつけていますか?
もちろん、
“何を訴えて理解してもらうための資料なのか”が大事なので、
スライドにのせる内容に一番気をつかってますよね。
でもそれと同じくらい、
「わかりやすく、見やすく」
ということを配慮してらっしゃる方も多いでしょう?
例えば、
文字のフォントの種類、大きさ、色など、に気を配ったり。
図や絵を入れたりして、わかりやすくしたり。
アニメーションで動きを入れてインパクトを工夫したり。
今回の学会でも、
一目でわかる概念図のスライドをみながら
「これはわかりやすいわ、理解が進むな~」
と実感したスライドもあれば、
イラストがふんだんに取り入れられていて、
ほっこり癒されたスライドもあったりしました。
ちょっと変わったアニメーションのスライドで、
「これはどうやって設定するんだろう?」
とそっちのほうが気になってしまったことも(笑)
一方で、
「これはちょっと残念」と思ったスライドもあって。
例えば「行間」が狭いスライドは、
「見にくいな~」と改めて思いました。
ちょっと下のスライドを見てください。
↓ ↓ ↓
パワーポイントで、特にテーマを選ばないで、
新しいプレゼンテーションをつくり始めると、
なぜか「行間」が「0.9行」の設定になっているんですよ。
一番上の段落の行間が「0.9行」なんですけど、
なんか読みにくいと思いませんか。
文字数がもっと多かったり、
行数が3行以上になったり、
漢字が多い文章だったりすると、
とたんに読む気がそがれてしまいます。
( ̄_ ̄;)
事例のスライドでは、
1つ目と2つ目の段落では行間が「0.9行」⇒
3つ目の段落は行間が「1行」⇒
4つ目の段落は行間が「1.1行」
と広げてみました。
ほんの少しの差なんですけど、
読みやすさが変わると思いませんか?
ちなみに行間とは別に、
段落と段落の間のすき間「段落間」もあって、
こちらもスライドの文章の読みやすさに影響します。
デフォルトでは「10pt」になっていますが、
これも「かなり狭いな~」と思うのは、
私だけではないはず。
事例のスライドは、
1つ目と2つ目の段落間は「12pt」⇒
2つ目と3つ目の段落間は「18pt」⇒
3つ目と4つ目の段落間は「24pt」
の順に広げてみました。
これもまた、見やすさが変わるというのがよくわかると思います。
私は「18~24pt」くらいにすることが多いです。
「行間」や「段落間」の調整は、
調整したい文章を選択して、右クリックをし、
「段落」を選択すると、
下のような段落の設定ウィンドウが出てきますので、
そこで調整します。
↓ ↓ ↓
簡単にできますよ~。
お試しくださいね!
*インターネットで検索すれば、
もっと細かくわかりやすく説明しているサイトがいくつもあります。
*スライドのプレースホルダーに収まる分量よりも文章の量が多くなると、
文字の大きさや行間などが自動で調整されて、
思うようにいかないこともあります。
どうしても文字の大きさや行間を指定したいときは、
文字の量や行数を減らしたり、
プレースホルダーを広げたりしてみてください。
せっかく時間をかけてつくったスライドなので、
相手にはしっかり読んで、
参考にしていただけたらと思いますよね。
つくったスライドを眺めてみて、
「なんかちょっと読みずらいな」と感じたら、
行間と段落間を調整してみるのも一つの方法だと思います。
そして、こちらはスライドの見やすさとはちょっと違う、
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