昨日は真夏かと思うほど気温が上がりましたが、
よく晴れて気持ちよかったですね。
2か月くらい洗車せずに乗り回していた愛車を、
ようやく昨日、汗をかきかき洗車しました。
それなのに、明日はもう雨が降るんですってね Σ( ̄ロ ̄lll)
さて、今日の話題は、眠れない人の保健指導です。
日本人の5人に一人は不眠に悩んでいるという統計結果も報告されているくらい、
不眠はメジャーな健康課題ですよね。
平成28年国民健康栄養調査の結果によると、
睡眠があまりとれていない者の割合は18.2%、
まったくとれていない者は1.5%です。
特に産業看護職が関わることが多い30代、40代、50代はいずれも
睡眠が十分とれていない者の割合が26%を超えていて、
4人に1人は睡眠の健康課題を抱えているのが現状です。
(ちなみに20代は23%、60代は14%)
みなさんも、日々の健康相談や保健指導の中で、
睡眠の話題が出ることが多いのではないでしょうか?
真剣に悩んでいる人もいれば、
仕方ないとあきらめている人、
こういうものだと思っていて気にしていない人など、
様々いらっしゃいますよね。
私は、自分が睡眠に悩まないタイプなので、
正直、睡眠障害への関心も知識もほとんどありませんでした。
・・・堂々と言えることじゃありませんが (^_^;)
健康相談で不眠の訴えを聞いて、
まずは「そうなんですね。それは大変ですよね」って、
つらさを受け止めてから、
寝具の話とか、ストレッチとか、音楽とか、アロマとか・・・
アドバイスしてやり過ごすことが多かったです。
しかし、世間的にも睡眠障害が注目を集めるようになったり、
元上司の研究テーマが「睡眠保健指導」だったこともあったりして、
遅ればせながら睡眠への関心が高まってきました。
それで、意外と、
睡眠に関して知っているようで知らないことが多いな、とか
常識だと思っていたことが
「あれ、違うの?」
ってなることがあるなと思ったんですよね。
みなさんは、対象者さんからよく眠れないと相談されたらどうしてますか?
あまりに当たり前のことしかアドバイスできないとか、
睡眠のことを質問されてうまく答えられなくて困ったとか、
ありませんか?
そんなとき頼りになるいい~資料がありますのでご紹介しますね。
(厚生労働省が作成して公開している資料なので信頼できると思います)
●厚生労働省 健康づくりのための睡眠指針2014
(http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-kenkoukyoku/0000047221.pdf)
●健康づくりのための睡眠指針 2014~ 睡眠12箇条 ~に基づいた保健指導ハンドブック
(http://www.kenkounippon21.gr.jp/kyogikai/4_info/pdf/suiminshishin_handbook.pdf)
●健康づくりのための睡眠指針2014に基づいた保健指導ハンドブックの活用効果を高める教材
(http://www.kenkounippon21.gr.jp/kyogikai/4_info/pdf/suiminshishin_kyozai.pdf)
例えば、質のよい睡眠にするために、
寝る4時間前からコーヒーやお茶などのカフェインをとらないとか、
眠くなるまで布団に入らないとか、
就寝時刻よりも起床時刻の方を一定にしたほうがいいとか。
知っているようで知らなかったこと、
知っていても軽視していたことなどを
科学的根拠を交えて説明されているので、
私はとても参考になりました (^_^)
対象者さんに説明するときにも、根拠をちらっと入れると、
アドバイスの信用度が上がったりしますもんね。
特にホワイトカラーの職種なんかは(笑)
ちなみに私自身は、
いつも布団に入って5秒で寝入ることができるんですが、
4月に入ったころから、なぜか寝つきが悪くて困っていました。
季節の変わり目だからなのか、年齢的な変化なのか・・・
いずれにしろ、普段よく眠れるタイプなだけに、
眠るのに苦労することがたった数日続いただけでも
けっこう参ってしまいました (T_T)
とりあえず、夕方以降にコーヒーやお茶を飲むのをやめました。
でも、
「寝床に入ったらスマホの画面を見ない」はやめられてないです (^_^;)
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