言葉にしたら当たり前になってしまうこと

 

 

年末ですね。

 

今年は早くから寒くなってしまったせいか、

12月になったとたんに気分は年末モードになって、

いつもの年よりも早くから資料を片付けたり、

今年を振り返ったり、

来年の計画を考えたりしてしまいました。

 

そのせいか、

12月最後の今週はもうやることがなくなってしまった(笑)

 

 

 

 

冗談はさておき。

 

片付けの一環で、

デスクの前のホワイトボードにべたべたと貼った

ポストイットのメモを整理しました。

 

そのとき、ふと目に留まったメモがありました。

 

 

人が生きることの本質は「幸せになること」

本質とは言葉にするとそんなの当たり前ってことになってしまう

 

 

どこで目にしたのか、誰の言葉をメモったのかも

すっかり忘れてしまいましたが。

この言葉をポストイットにメモしたときに感じたことは、

よく覚えています。

 

それは・・・

だから私の保健指導は面白くないんだなぁ

ということ。

 

でも、それって、

私が本質にこだわって、

話の内容が当たり前のことすぎてしまうから

かもしれないなぁと。

 

 

保健指導も、健康教育も、その他もろもろの機会でも、

私たちは対象者に働きかけるときに、

おそらく相手の意識が変わって行動が変わること

を目的にアプローチしていますよね。

 

それは簡単に言うと、

本質を伝えて必要性を納得してもらうことで意識を変え、

ノウハウを伝えてすぐに行動に移れるようにする、

ということなのかなと思っています。

 

そして私は、

保健指導や健康教育の際にノウハウの部分を伝えることが、

正直、苦手です。

ノウハウだけを教える、

ということに抵抗があるんですよね。

 

細かいノウハウは適応できる相手も範囲も限られますし、

そのうち時代遅れになってしまうこともありますし、

新たな知見によって180度違う解釈になってしまうかもしれないし・・・

などといろいろ理由をあげてますが。

 

要は自分自身がノウハウを

よく理解できていないからだと思います。

(そのせいで具体性に欠ける指導内容になっている、

という自覚もあるんですけど・・・)

 

 

例えば、保健指導や健康教育をやっていて、

 

自分が伝えている内容があまりにも普通のこと過ぎて、

相手にその大事さが伝わっていないなぁと感じたりとか、

 

なんで自分はこんなおもしろくない当たり前のことしか

言えないんだと落ち込んだりとか、

 

面白くて刺激的で楽しい内容で

相手の興味をガッツリつかむ指導ができている同僚をみて

うらやましく思ったりとか。

 

 

みなさんは日常の産業看護業務の中で、

そんなことを感じたことはありませんか?

 

そして、

自分が当たり前のことしか言えないつまらない保健師だ

と引け目を感じてしまう、みたいな感じ・・・

 

 

でも、その必要はないみたいです。

本質は言葉にすると、

地味で面白みのない当たり前の内容になってしまうらしいですから(笑)

 

むしろ、

当たり前のことを自信をもって堂々と説明できれば、

それでいいのかもしれません。

そして、

そういう本質の部分が相手にとってどれだけ必要で、

役に立つことなのかっていうところまで、

相手が納得できるように伝えることが

大事なんじゃないでしょうか。

 

 

自分は今、相手に、

「本質の部分をきっちり伝えようとしている」

と自覚しながら話をすれば、

当たり前の内容でも、

その伝わり方が違ってくるんじゃないかと。

(そうであってほしいという願いも込めて・・・)

 

 

ただ、誤解のないようにお伝えしておきますが、

ここまでの話は、保健指導でノウハウを伝えることを

否定しているわけではありません。

 

行動したい気持ちが高まっても、

具体的なノウハウを知らなければ

実際に行動できないのも事実ですから。

正しいノウハウを知らずにやみくもに行動しても、

成果は出ないし、疲れるだけですし、ね。

 

相手に合わせて豊富なノウハウを伝えることができるのも

必要なことだと思います。

 

 

 

 

さて、今年最後の記事は、なんとも散文的になってしまいました(笑)

お付き合いくださってありがとうございました。

 

来年は、私なりに本質とノウハウのバランスを考えながら、

みなさんにお伝えできるようにしたいなぁと思っています。

引き続きお付き合いいただけたら嬉しいです。

 

それでは。

 

あっ、今日はクリスマスですね!

メリークリスマス★ & よいお年を~ (^_^)/